ベルトの選び方
意外と知られていないベルトの選び方。 「高額の純正品を買わないといけない」そんな事はありません。
革ベルト専門ブランドのベルトは
●お求め易い価格帯から本格的なモノまで豊富にラインナップ。
●カラーバリエーションも豊富で純正品には無いカラーも選択可能。
洋服を替えるように、気軽にベルトも替えて時計ライフを楽しみましょう。
ベルト各部の名称
時計のベルトには各部に名称が付いています。

3つのステップで分かるベルトの選び方
Step 1:まずはラグ幅を測ります。
ラグ幅(時計のベルト取付幅を)測ります。
どんなに気に入ったベルトでもサイズが合わないと取付は出来ません。

Step 2:尾錠(Dバックル)の幅を測ります。
純正の尾錠・Dバックルの使用を希望する場合は、こちらのサイズも重要です。
- 購入したベルトに付いている尾錠を使用する場合や、同時にDバックルも購入する場合は測らなくてもOKです。


Step 3:ベルトを選ぶ。
一般的に時計のベルトのサイズは「20-18」「18-16」といった表示になってます。
- 「20-18」 この場合は"ラグ幅が20mm""尾錠側が18mm"
- 「18-16」 この場合は"ラグ幅が18mm""尾錠側が16mm"
この表記を確認してお好みのベルトを探しましょう。
- 純正の尾錠・Dバックルを使用する場合は2つのサイズがマッチしているか必ず確認してください。
- 純正の尾錠・バックルを使用せずに、付属の尾錠を使用、もしくはDバックルを購入する場合は、ラグ幅だけ合っていれば取り付け可能です。

さっそくベルトを選んでみる!
ベルト選びの注意点
取り付け出来ないラグ形状の例
ラグの形状がこのような場合、純正品以外の取付は出来ません。

ブルガリ ディアゴノ

ロジェデュブイ エクスカリバー・イージーダイバーなど

カルティエ ロードスター
取り付け可能なラグ形状。
こういった場合は取り付けが可能です。

このようなブレスタイプの時計でも、写真のようなラグ形状であれば取り付け可能です。

特殊な形状でない限りほとんどの時計に取り付け出来ます。
ラグが短いモデルは専用ベルト以外取り付けが難しい場合もあります。

ケースからラグ穴までが短い為、厚みによっては取り付け出来ない事も。

ケースからラグ穴が離れている為ほとんどのベルトが取り付け可能。
純正尾錠を使用する場合の注意
最近、時計の大型化が進んだり、デザイン性が豊かになってきたので、小穴・ツク棒の形状が特殊な場合があります。

一般的な尾錠の小穴・ツク棒は、ほとんどがこのような丸型です。

こちらはパネライの尾錠。一般的なツク棒と違い、板状のツク棒が使用されています。小穴が丸型のベルトでは小穴にツク棒が通らない為使用できません。
ベルトのサイズが合っていないと・・・・
多くの時計は右のような「バネ棒」と呼ばれるパーツでラグにベルトを固定しています。
バネ棒には真ん中の管の中にバネが入っており、バネが両端の突起を外側に押し出してラグの間に収まっています。

ラグ幅に対して太すぎるベルトは取付出来ませんが、細いベルトは取付可能です。
ただラグ幅よりも細いベルトを取付けた場合、ベルトが横にスライドした時にバネ棒も一緒に動いてしまい
時計本体からベルトが外れ時計が落下してしまう危険性があります。
そういった危険を回避するためにもラグ幅にしっかりと合ったサイズを選びましょう。

丁度いいサイズのベルト

サイズが合っていないベルト。バネ棒が見えている。
尾錠側もしっかりサイズがマッチしている事が重要です。
尾錠幅に対して細いサイズはラグ側と同じく落下の可能性があります。
逆にサイズの小さい尾錠を無理に取り付けると、ベルトが尾錠に通らなくなります。

尾錠とサイズが合っているベルト。

サイズが合っていないベルト。

小さい尾錠を無理に取り付けると、剣先側が尾錠に通らない事も。