
フランクミュラー トノウカーベックス CINTREE CURVEX (TONNEAU CURVEX)
特に傑作と評価されているのが、ブランド誕生と共に発表した「トノウ・カーベックス」と名付けられた独自のトノウ(樽)型ケースを採用したモデル。 フランクミュラーの代表作でもあり、素材・文字盤・サイズのバリエーションが豊富です。
公式ホームページには、「サントレ(CINTREE)・カーベックス」と表記されていますが、「サントレ」=「湾曲している」という意味で、立体的に曲線を帯びた形状を表現しています。
手首へのフィット感も素晴らしいトノウ・カーベックスケースに加えて、アール・デコの流れを汲む個性的な「ビザン数字」を用いている点もこの時計の魅力のひとつ。「ビザン数字」をデザインに使用したジュエリーも登場しており、一緒にコーディネートしても素敵です。
フランクミュラー トノウカーベックスの歴史
- 1992年
- ブランド誕生と共に「トノウ・カーベックス」コレクションを発表。
フランクミュラー トノウ カーベックス代表的なモデル
- カサブランカ CASABLANCA
- 映画『カサブランカ』がモデルの由来。トノウ・カーベックスに組み合わされるフェイスは、荒野の砂塵の中や街灯すらない夜道でも視認できるよう、夜光インデックスとステンレススチールケースを採用しています。
また、文字盤にあえてUV加工を施さないことで、時間と共に変化する自分好みの「ヤケ」風合いも楽しめる、シンプルさが魅力のモデル。
貴金属の時計しか作らなかったフランクが、初めて挑戦したスチール製腕時計。
真っ暗でも見えるように文字盤に蛍光塗料を塗っている。
あえてUV加工を施していない為使用していくと色が変化していき、ヴィンテージ感を楽しむことができる。 - クレイジーアワーズ CRAZY HOURS
- ジャンピングアワーとレトログラード機構を組み合わせ時刻を独創的に表現
固定概念にとらわれず、パーソナルな時間を持つことの大切さを表現したかったという。150度に設定されたジャンピングアワーの制御カムにより通常のインデックス配置における5時間分を一気にジャンプさせる機構 - ヴェガス VEGAS
- 世界初のルーレット機能をを装備する遊び心に満ち溢れたモデル。
3時位置にあるリュウズと同軸配置されたプッシャーでルーレットをスタートさせるとサーペント針が高速で回転しボタンから指を離すと瞬時にストップしてダイアル上の数字を示す。
トノウカーベックス、ロングアイランドシリーズで展開されている。 - ゴシック・アロンジェ GOTHIQUE ALLONGE
- このモデルを発表するにあたり、フランク・ミュラーはラテン語の「Moment Mori」=死を思えとの言葉を添えたんだとか。
古代ローマ時代からスカルは死生観の象徴。文字盤にあしらわれたスカルには「限りある人生、今の時間を楽しもう」というメッセージが込められている。人生という長い時間の流れをメカニズムではなく大胆にデザインで表現したモデル。
ブランド名はサファイアガラスにプリントするなど、デザインを損なわぬよう気配りも怠らない。 - カラードリーム COLOR DREAMS
- 大胆なヴィヴィットカラーが特徴の「カラードリーム」はトノウカーベックスに留まらず、ロングアイランド・マスタースクエアなどその他のモデルにも展開されている。