タグ・ホイヤー オータヴィア(新品)

オータヴィア

タグ・ホイヤー オータヴィア AUTAVIA

1933年に誕生した『オータヴィア(AUTAVIA)』は、自動車や航空機の計器類であるダッシュボードクロックとして開発され、自動車=オートモービル(Automobile)と航空機=アヴィエイション(Aviation)を組み合わせてネーミングされました。

1962年には、創業家4代目のジャック・ホイヤーにより、手巻き式クロノグラフムーブメントを搭載した腕時計として「オータヴィア」が登場。回転ベゼルを備えたスポーツモデルとして、GMT機能付きモデルや自動巻きモデルなども展開し、タグ・ホイヤーの歴史に名を残すモデルとなりました。

それから半世紀以上が経過した2019年、ヴィンテージテイストと機能性あふれる新世代スポーツモデルとして新生「オータヴィア」コレクションがスタートしました。
計器類に由来しパイロットウォッチにも近い「オータヴィア」は、太い剣型の針と大き目のアラビア数字インデックスで高い視認性を誇ります。グローブを着けていても操作しやすい特大リューズと両方向回転ベゼルを備えた42mmサイズのケースには、3針モデルは精度に優れたキャリバー5を、クロノグラフモデルはフライバック機能を備えた新開発のキャリバーホイヤー02を搭載。
さらに2022年には誕生60周年を記念して、キャリバー7を搭載したGMT機能付きモデルが「オータヴィア」コレクションに加わりました。

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タグ・ホイヤー オータヴィアの歴史と代表的なモデル

1933年
Automobile(自動車)+Aviation(航空機)を合わせて名づけられたオータヴィア(Autavia)を発表。
自動車・航空機・飛行船のダッシュボート計器(ダッシュボードタイマー)として誕生した。
1962年
4代目社長に就任したジャック・ホイヤーが主導し、腕時計として再設計されたRef. 2446が発表される。
バルジュー72 Mark1をベースにした3カウンター式のクロノグラフで、当時としては大きい39mm径だった。
後にバルジュー92を搭載した2カウンター表示のRef. 3646が販売される。

【モデル情報】

Ref.2446、Ref.3646

1965年
スナップバック式のケースに換わり防水性能が高くなった。
また、プッシュボタンとリュウズが大きくなった。

【モデル情報】

Ref.2446

1967年頃
バルジュー724搭載のGMTバージョン・Ref. 2446 GMTが発売される。

【モデル情報】

Ref.2446 GMT

1968年~1969年
第2世代のオータヴィアが販売される。
スクリューバックケースを当時ダイバーズウォッチで使用していたスナップバック式(コンプレッサー)に変更し、ケースデザインを一新させた。
バルジュー92を後継のバルジュー7730へ変更するなど、搭載ムーブメントのバリエーションも増加した。

【モデル情報】

Ref.2446C、Ref.7763C、Ref.7863C、Ref.2446C GMT

1969年
世界初の自動巻きクロノグラフムーブメント、クロノマティックキャリバー11(Calibre 11 Chronomatic)を搭載したオータヴィア(第3世代)を発表。
新型キャリバーは当初カレラに搭載予定だったが、ケースがスリムすぎて使用できずオータヴィアに搭載した。リューズがケース左側についているのが外観上の大きな特徴。

同年、白文字盤・黒いサブダイヤルに青い針が特徴のRef. 1163Tを発表する。F1ドライバー「ジョー・シフェール」がホイヤー社初のブランドアンバサダーとなり使用していたモデルで、通称「"シフェール" オータヴィア」。

【モデル情報】

Ref.1163、Ref.1163T

1972年

Ref.11630

Ref.1163の製造を終了し、キャリバー12・15を搭載した新型Ref.11630を発売。
また、第3世代ケースを用い、手巻ムーブメントを搭載したバリエーションを拡充。2レジスター・3レジスター、日付表示の有無などが異なる幅広いラインナップとなった。
さらに、煙草のブランド「ヴァイセロイ(Viceroy cigarette)」とのコラボモデルRef. 1163Vを発売する。

【モデル情報】

Ref.11630、Ref.73363、Ref.73463、Ref.73663、Ref.741603、Ref.1163V

1983年
約20年の間に、80種類以上のバリエーションを展開したオータヴィアだが、1983年に最後の新型ケースを使用したRef. 11063を発表する。新たに逆回転防止ベゼルを備え、ラグ幅が拡大された。

【モデル情報】

Ref.11063

1985年
ホイヤー時代の最終モデルRef.11*.603シリーズが発表される。
同年、ホイヤー社がテクニーク・ダバンギャルド社に買収されオータヴィアは製造されなくなった。

【モデル情報】

Ref.111.603、Ref.112.603、Ref.113.603、Ref.114.603

2003年

Ref.CY2110.BA0775

Ref.CY2110.FC6196

Ref.CY2111.BA0775

復刻版オータヴィアが発表される。
オリジナルデザインを現代的にリファインしており、ベゼルは回転ベゼルから固定式へ変更、プッシャーも丸形を楕円形に変更する等の変更が加えられている。
ストラップ仕様に加え、新設計のブレスレット仕様や、さらにダッシュタイマーが付属する限定モデルなどが発売された。

【モデル情報】

Ref.CY2110.BA0775、Ref.CY2110.FC6196、Ref.CY2111.BA0775、Ref.CY2111.FC6197、Ref.CY5140.FC8158、Ref.CW2110.EB0016、Ref.CW2111.EB0016

2016年
ジャン-クロード・ビバーがオータヴィア復刻を宣言。
オンライン投票で復刻して欲しいモデルを決める「オータヴィアカップ」を開催する。
2017年

Ref.CBE2110.FC8226

Ref.CBE2110.BA0687

Ref.CBE2111.BA0687

「オータヴィアカップ」の投票で選ばれたオータヴィアが復刻される。
オリジナルのRef. 2446 Mark3は、F1レーサーのヨッヘン・リントが着用していたことで「リント・オータヴィア」と呼ばれ、コレクター人気が高いモデル。外観はオリジナルモデルを忠実に再現しているが、約80時間のパワーリザーブに加え288,00振動のハイビートを誇る高性能自社ムーブメント、"キャリバーホイヤー02"を搭載した。

同年11月、2018年に85歳の誕生日を迎えるジャック・ホイヤーのために作られたジャック・ホイヤーリミテッドエディション Ref.CBE2111、トロピカルパンダダイヤルのUAEリミテッドエディション Ref.CBE2113が発表される。
Ref.CBE2111のケースバックにはホイヤーの家の家紋、ジャックホイヤーのサインが刻まれている。ジャックの誕生年にちなみ1932本の限定生産。

【モデル情報】

Ref.CBE2110.FC8226、Ref.CBE2110.BA0687、Ref.CBE2111.BA0687、Ref.CBE2113

2018年
F1レーサー、ジョー・シフェールが着用したことで 「シフェール・オータヴィア」と呼ばれたデザインを復刻したRef. CBE2114「シフェール エディション」、コレクターに「オレンジボーイ」と呼ばれるデザインを復刻したHODINKEEとのコラボモデルRef.CBE2117「HODINKEE "オレンジボーイ" エディション」、1972年の「ヴァイセロイ」コラボモデルの復刻Ref.CBE2118「ヴァイセロイ エディション」といった過去の人気エディションや、ロンドンの高級デパート「ハロッズ」の限定モデルRef. CBE2116「ハロッズ リミテッドエディション」などの新たな限定モデルを立て続け発表していった。

【モデル情報】

Ref.CBE2114、Ref.CBE2116、Ref.CBE2117、Ref.CBE2118、Ref.CBE2115

2019年

Ref.WBE5110.EB0173

Ref.WBE5112.EB0173

Ref.WBE5112.FC8266

この年のバーゼルで、現代オータヴィアの第3世代となる「オータヴィア キャリバー5 アイソグラフ」シリーズを発表する。
自動車(Automobile)と航空機(Aviation)から生まれたAutaviaが、航空機・飛行機にフォーカスしたパイロットウォッチとしてリニューアル。踏襲していたクロノグラフを排し、3針モデルとなった。
ムーブメントのCal.5には新たに耐磁性に優れ、軽量で衝撃に強いカーボンコンポジット製のひげゼンマイを搭載。外観上では視認性を重視した大型のアラビアインデックスや、ケースバックに刻印されたプロペラが特徴的で、文字盤には「ISOGRAPH」と印字されている。

【モデル情報】

Ref.WBE5110.EB0173、Ref.WBE5110.FC8266、Ref.WBE5111.FC8267、Ref.WBE5112.EB0173、Ref.WBE5112.FC8266、Ref.WBE5190.FC8268、Ref.WBE5191.FC8276

2019年

Ref.WBE5114.EB0173

Ref.WBE5114.FC8266

Ref.WBE5116.EB0173

Ref.WBE5116.FC8266

発売開始からすぐ、カーボンコンポジット製ヒゲゼンマイ搭載のオータヴィア「アイソグラフ」がリコールとなり水面下で回収される。新素材のパーツを大量に生産、組み込みすることが技術・コスト的に難しい為だったと言われているが、タグ・ホイヤーからの公式の発表は無い。
同年末ごろ、従来のヒゲゼンマイを採用したキャリバー5(クロノメーター)を搭載したオータヴィアが再販される。文字盤には「ISOGRAPH」の代わりに「AUTOMATIC」と印字されるようになった。

【モデル情報】

Ref.WBE5114.EB0173、Ref.WBE5114.FC8266、Ref.WBE5116.EB0173、Ref.WBE5116.FC8266、Ref.WBE5190.FC8268、Ref.WBE5191.FC8276、Ref.WBE5193.FC8300、Ref.WBE5192.FC8300

2022年

Ref.CBE511C.FC8280

Ref.CBE511B.FC8279

フライバッククロノグラフを搭載した記念モデル、「60周年アニバーサリー」を発表。PVDブラックコーティングがされたRef.CBE511C.FC8280と、シルバー/ブラック文字盤のRef.CBE511B.FC8279の2モデルが発売される。
また、青・黒ツートーンのGMTベゼルを備えたRef.WBE511A.BA0650が追加。

【モデル情報】

Ref.CBE511C.FC8280、Ref.CBE511B.FC8279、Ref.WBE511A.BA0650

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