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パネライ PANERAI

パネライ PANERAI

「オフィチーネ・パネライ」は、創業者ジョヴァンニ・パネライが、イタリアのフィレンツェで1860年に設立した精密機器の工房がブランドの始まりです。

イタリア海軍用の精度と耐久性に優れた計測機器を製造する軍需専門メーカーとして発展し、1938年には世界初となる、特殊潜水部隊用ダイバーズウォッチ「ラジオミール」が誕生。東西冷戦が終結し軍需規模が縮小した1993年からは、高級時計ブランドとして再スタートします。軍事用時計から派生した高い精度と防水性、イタリアブランドならではの洗練されたファッショナブルなデザインが評価され、その特徴的な厚く大きなサイズのケースは”デカ厚”ブームを世界中で巻き起こし、他の時計ブランドにも多大なる影響を与えました。近年では、完全自社製のムーブメントを多数開発し、ケースサイズや厚さを抑えたモデルも豊富にラインナップされた、本格的なマニュファクチュールブランドへと進化を遂げています。

手巻き式ムーブメントを搭載した「ヒストリック」ラインと、自動巻き式の「コンテンポラリー」ラインに大きく分けられ、多くのモデルが展開されています。 宝石広場では、「ルミノール」・「ルミノール1950」・「ラジオミール」・「サブマーシブル」など多くの人気コレクションを取り揃えております。

パネライ ベルト(新品)

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更新:2025-1-01 集計期間:2024-12-012024-12-31

パネライ PANERAIの商品一覧


パネライ(PANERAI)の代表的なシリーズ

  • ルミノール

    デカ厚ブームの火付け役

    一見してパネライの時計だと分かるほどに外装部のデザインが特徴的な「ルミノール」。パネライの代名詞的シリーズで、とにかくケースサイズが大きく分厚い時計として知名度がある、いわゆる“デカ厚時計”ブームの先駆けです。
    ルミノールの伝統的な形をベースに「ルミノール クロノ」「ルミノール GMT」「ルミノール マリーナ」などを展開。さらに近年では、セラミックをはじめとした先進的な素材や「カーボテック」「eSteel」などの独自素材を用いたモデルも展開しています。

  • ルミノール ドゥエ

    新世代のルミノール

    “ドゥエ”はイタリア語で数字の2を意味し、ルミノールの第2世代となるシリーズです。
    パネライが特許を取得しているリューズプロテクターなど、伝統的なルミノールの形を継承しつつ、小ぶりで薄型ケースのモデルをメインにラインナップしています。2022年にはムーンフェイズを備えるモデルを発表するなど、新たなルミノールとしての進化が止まりません。
    これまでのパネライのモデルではケースサイズの問題などから着用を断念していたファンも取り込むことに成功し、パネライの人気を更に引き上げたコレクションです。

  • ラジオミール

    イタリア海軍のお墨付き

    軍用時計としてイタリア海軍に納められていた歴史がある「ラジオミール」の最大の魅力は、抜群の視認性からなる実用性です。
    多機能を備える時計ではないものの、ラグやリューズの形状はパネライ独自のデザインで、他の時計には無い特別な雰囲気があります。
    ルミノールと同様に大きめなケースサイズのモデルが人気を博していましたが、近年では40mmサイズの「ラジオミール クアランタ」など、クラシックなデザインのモデルが誕生した事で以前にも増して注目を集めています。

  • サブマーシブル

    ファッショナブルなダイバーズウォッチ

    「サブマーシブル」は、バリエーションを豊富にそろえるダイバーズウォッチシリーズです。
    文字盤色が多彩であるだけではなく、経年変化を楽しめるブロンズを採用した「サブマーシブル ブロンゾ」や三大複雑機構を搭載する「サブマーシブル トゥールビヨン GMT」など、デザインや機能は多岐にわたります。
    逆回転防止ベゼルと300m防水というダイバーズウォッチとしての基本性能は抑えつつ、これぞパネライというリューズプロテクターも装着されているので人と被らないダイバーズウォッチをお探しの方にオススメです。

パネライの歴史

1860年
ジョバンニ・パネライがフィレンツェに時計店を構える。店は時計工房だけでなく、フィレンツェ初の時計学校でもあった。
場所は現在の店舗があるサン・ジョバンニ広場の大司教宮殿内ではなく、フィレンツェで一番長い橋として有名なアッレ・グラツィエ橋付近。
1916年
グイド・パネライが初の特許を取得。イタリア海軍に納入をしていたパネライはさらなる要望に応えるため、ラジウムベースの粉末による発光塗料、ラジオミールを開発する。
1938年
ラジオミールの性能を改善。新しく開発された二重構造の文字盤に含まれる多量の夜光塗料により視認性が向上。また、ケースと一体化したストラップのアタッチメントにより耐久性も向上した。リュウズを保護するためにネジで固定された特徴的なレバーブリッジ装置も開発された。これらの技術革新によって、耐久性と防水性が飛躍的に向上した新しいパネライウォッチは、時計製造史上初となる水深200mを超える潜水モデルとなった。同時に、放射性物質であったラジオミールに代わり、ルミノールが誕生。
1943年
パネライ初のクロノグラフ『マーレノストゥルム』の試作品を開発。
1956年
エジプト海軍用の「エジプシャン」を開発。60mmの極めて大型で頑強なラジオミール。同年、ルミノールモデルの特徴となるリュウズプロテクターの特許を取得。
1972年
グイドの息子であるジョゼッペ・パネライが亡くなり、時計技師であったディノ・ゼイがパネライ家の事業を引き継ぐ。新生『Officine Panerai』がこれにより誕生する。
1980年
水深1,000mに耐えるチタン製ダイバーズ ウォッチのプロトタイプを開発する。
1993年
軍事専門の精密機械メーカーであったパネライは、東西冷戦の終結により窮地に立たされる。打開策としてついに、初の民間向けモデルを発表する。発表された3つのスペシャルエディションモデルには最先端技術を使用したムーブメントを搭載しました。
1997年
業界屈指の巨大グループ、リシュモングループ(ヴァンドーム)の傘下に入る。
1998年
SIHHにて国際的にデビュー。特徴的で存在感のあるデザインが注目を集めたが、ただのファッション時計とは一線を画す確かな技術、歴史を持ち、人気ブランドとしての地位を不動のものにしていく。
2002年
スイス・ヌシャテルに自社工房であるオフィチーネパネライマニュファクチュールが完成し、これにより開発、製造、品質管理まで時計製造工程のほとんどをこの工房で一貫して行えるようになる。
2005年
パネライ初の完全自社製ムーブメント『P.2002』が完成。
8日巻きのロングパワーリザーブに加え、水平パワーリザーブ表示、第2時間帯表示、ゼロリセット機構等を備え技術力の高さを示した。
のちに発表されるほぼ全ての自社ムーブメントがこの機体から派生していくことになる。
2008年
自動巻き自社製ムーブメント『P.9000』、『P.9001』、『P.9002』が登場する。
ツインバレルにより三日間のパワーリザーブを実現、それに加え『P.9001』、『P.9002』にはパワーリザーブ表示、第2時間帯表示、ゼロリセット機能を搭載した。
2010年
ロービートでチラネジ付きテンプを装備する等、古典的な作りが特徴の『P.999』が完成。
ケース素材にコンポジットを使用した初のウォッチを発表。
2011-2012年
47mmの大型モデルに搭載される『P.3000』が登場する。
初のブロンズ製ウォッチを発表。
2013年
自社製ムーブメント『P.9100』、『P.9100/R』、『P.5000』を発表。

パネライについての豆知識

ラジオミール

イタリア海軍の納入業者だったパネライは、過酷な状況においても発光する夜光塗料を開発する。このとき使用したのが『ラジウムベースの粉末』でこれが『ラジオミール』の由来である。

民間向け時計

1860年に『スイス時計店』としてその歴史をスタートさせたパネライだが、意外にも初めて民間向けに時計をリリースしたのは1993年。理由は軍事専門の精密機器メーカーであったパネライが、東西冷戦の終結により業績が悪化した為である。

刻印

1950ケースのリューズプロテクターに刻印されている『REG.T.M.』は特許の意味。

幻のクロノグラフ

パネライ初のクロノグラフ『マーレ ノストゥルム』。1943年、イタリア海軍の甲板将校向けに開発されたがプロトタイプまでで終わり、製品化される事はなかったが、1990年代後半にその復刻版としてPAM00006、PAM00007、PAM00008が発売された。

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