ヴァン クリーフ&アーペル Van Cleef & Arpels

ヴァン クリーフ&アーペル Van Cleef & Arpels

ヴァン クリーフ&アーペル Van Cleef & Arpels

1906年、パリのヴァンドーム広場に本店を構え、現在ではパリ五大宝飾店(グランサンク)に名を連ねる歴史あるハイジュエリーブランド。
エステル・アーペル(アルペルス)とアルフレッド・ヴァンクリーフの結婚を機に誕生したこのメゾンは、「愛・美・夢」をテーマに高級時計・ジュエリー・香水などを展開しています。世界五大ジュエラー、モナコ皇室御用達ブランドとしても知られ、多くのロイヤルやセレブリティーを虜にしてきました。

1968年から発売が始まった「アルハンブラ」コレクションは四葉のクローバーを象った幸運の象徴、そしてブランドを象徴するアイコン的な存在であり、根強い人気を博しています。
また、宝石を留める際に爪が全く見えないように留める技法「ミステリー・セッティング」はヴァンクリーフ独自の特許技術によるセッティング方法で、他にも複数の特許技術を持っています。
繊細でありながら卓越した技術で完成するジュエリーは全ての商品が職人の手作りで生産されており、長年のジュエリーファンや初めてハイジュエリーを購入する方まで幅広い層から憧れのジュエリーとして愛されています。



ヴァン クリーフ&アーペルの歴史

1906年
ヴァンドーム広場にヴァン クリーフ&アーペルを創立。

メゾンとして最初のスペシャルオーダーとなるヴァルナボートの模型を制作する。
1916年
木に触れると幸運が訪れるという西欧の言い伝えをもとに、「タッチウッド」ジュエリーを発表。
1925年
ルビー、エメラルド、ダイヤモンドを用いたブレスレットの作品が、アールデコ博覧会とも言われるパリで開催された国際博覧会でグランプリを受賞する。
1926年
創業者の娘ルネ・ピュイサンが、デザイナーのルネ・シム・ラカズと共同でアーティステック デザイナーに就任。
1933年
石を留める金具を表からまったく見せずに、貴石をセットする技法で特許を取得する。この「ミステリーセット」の技法は宝飾世界の偉業と呼ばれた。
1934年
レンガ状のメッシュベルトがデザインされた「ルド ブレスレット」を制作。
1935年
六角形のメッシュベルトデザインの「ルド」を制作。
1936年
エドワード8世からウォリス・シンプソンへのスペシャルオーダーを受注し、宝石が輝くネックレスとクリップの3点を制作。
1937年
2輪の花をモチーフにデザインされた「ピヴォワンヌ ダブルクリップ」を制作。(現在ヴァン クリーフ&アーペル コレクションに所蔵)
1938年
ロングネックレス、ネックレス、チョーカー、ブレスレット、ベルトとして身につけることができ、ヴァン クリーフ&アーペルによる初めての形を変えることの出来るジュエリーとして「パス パルトゥー」を制作。
1939年
エジプトの王女の結婚式のため、特別なジュエリーアンサンブルを制作。
1941年
ヴァン クリーフ&アーペルの伝統ともなる女性モチーフのデザイン。その歴史の始まりともいえるクリップ「スピリット オブ ビューティ クリップ」が制作される。
1942年
ニューヨーク五番街744番地に米国初のブティックをオープンする。
1944年
メゾンの定番モチーフとなる、最初の「ラブバード クリップ」が制作される。
1950年
ジップを開くとネックレスに、閉じるとブレスレットになる「ジップ ネックレス」を制作。
1954年
未だに根強い人気を誇る「アニマル クリップ」コレクションを発表。
1968年
メゾンを代表する、四つ葉のクローバーに着想を得た幸運のアイコン、「アルハンブラ」コレクションとしてロングネックレスが発表される。
1970年
冬に咲く花、クリスマスローズの清らかな美しさにオマージュを捧げ、「ローズ ド ノエル」コレクションを発表。
1973年
フランスのジュエラーとして初めて日本に出店。
1981年
4枚のハート型の花びらを持つ「コスモス」を制作し、特許出願も行う。
1985年
雪のモチーフから着想を得て制作された、「スノーフレイク」コレクションを発表。
1990年
六角形のミステリーセットとダイヤモンドのミステリーセットに関する2つの特許を新たに取得する。
2000年
新たな千年紀の夜明けを祝って、ミステリーセットのルビーとダイヤモンドが壮麗な二輪の花のクリップを制作。
2003年
ハイジュエリーコレクション「真夏の夜の夢」を発表。

そよ風に揺れる花々をグラフィカルに描いた「フリヴォル」コレクションを発表。
2004年
マザーオブパールに日本伝統の意匠を施した、すべて手作業による芸術品のようなクリップ「パピヨン ラケ」を発表。
2005年
ハイジュエリーコレクション「ブトン ドール」シリーズを発表。
2006年
特別な貴石に捧げられた「ピエール ド カラクテール」コレクションを発表。
2006年
創業100周年を記念して、1920年代から60年代の期間に描かれたスケッチに基づき、これまで世に現れていなかった11作品を「リヴィールド トレジャー」をハイジュエリーコレクションとして発表。

メゾンが誕生した都市にオマージュを捧げた「ジュルネ ア パリ」をハイジュエリーコレクションとして発表。
2007年
アトランティスに着想を受け、海の生物を鮮やかな貴石でデザインされたハイジュエリーコレクションを発表。

バレエ、エメラルド、ルビー、そしてダイヤモンドの4章から成るコレクション「バレエ プレシュー」を発表。
2008年
あらゆる形式の庭園において表現したハイジュエリーコレクション「レ ジャルダン」を発表。
ゴールドビーズが際立ったジュエリー「ペルレ」コレクションを発表。
2009年
カリフォルニアに着想を得て制作された「カリフォルニア レヴェリー」ハイジュエリーコレクションを発表。
2010年
ジュール・ヴェルヌの主要4作品からインスピレーションを得て制作された「レ ヴォワヤージュ エクストラオーディネール」ハイジュエリーコレクションを発表。
2011年
パリ、ニューヨークに続く旗艦店として、香港のプリンスビルにメゾンをオープン。
舞踏会の優雅な伝統を形にしたハイジュエリーコレクション「バル ド レジャンド」を発表。
2012年
ジュエリーと宝飾芸術の学校「レコール」をパリに創立。
あふれる幸運を願って制作したハイジュエリーコレクション「パレ ド ラ シャンス」を発表。
2013年
ハイジュエリー コレクション「ピエール ド カラクテール ヴァリアシオン(個性ある石たち)」を発表。
2014年
シャルル・ペローの有名な寓話、ポーダンヌ(ロバと王女)から着想を得て制作されたコレクション「ヴァン クリーフ&アーペルが語るポーダンヌ(ロバと王女)」を発表。
2015年
水平線の彼方へ視線をめぐらせて誕生したハイジュエリー コレクション「セブンシーズ」を発表。
2016年
新たな旗艦店を銀座にオープン。

ヴァンドーム広場において、新たにブティックを拡大。ヴァンドーム広場20番地、22番地、そして24番地が、サロン ヴァンドームとしてオープンした。

最高級のエメラルドに対して抱く愛情の証として制作したハイジュエリーコレクション「エメラルド アン マジェステ」を発表。

ノアの方舟に乗り、洪水を乗り越えた動物たちのつがいを通して、自然の豊かさや多様性を描くハイジュエリーコレクション「ラルシュ ド ノエ (ノアの方舟)」を発表。この発表に際し、メゾンはアメリカの著名な演出家ロバート・ウィルソンに演出を依頼した。
2017年
お守りとしてのジュエリーからインスピレーションを得て制作されたハイジュエリーコレクション「ル スクレ」を発表。
2018年
『12人の踊る王女』『黄金の鳥』『三枚の羽根』『ブレーメンの音楽隊』からの解釈により制作されたハイジュエリーコレクション「キャトル コント ド グリム」を発表。
2019年
ルビーで制作されたハイジュエリーコレクション「トレジャー オブ ルビー」を発表。

シェイクスピアの傑作「ロミオとジュリエット」に着想を得たハイジュエリーコレクション「ロミオ&ジュリエット」を発表。
2020年
「アルハンブラ」コレクションより4つの新作ロングネックレス「マジック アルハンブラ ロングネックレス」が発表される。
2021年
「ラッキー スプリング」コレクションを発表。
2022年
「アルハンブラ」コレクションとして、ギヨシェ ホワイトゴールドの新作ジュエリーを5点を発表。
2023年
「アルハンブラ」コレクションより新作が発表される。

「ラッキー スプリング コレクション」に、新作となる2点のペンダント、リング、ブレスレットの計4点が加わる。
2024年
「ペルレ」コレクションより新作12点が発表される。

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