
ジャガー・ルクルト Jaeger LeCoultre
スイスのル・サンティエに拠点を置く19世紀前半創業の高級時計マニュファクチュールです。反転式のケースが代表的な『レベルソ』と言えば、他メーカーにはないルクルトの顔として古くから親しまれるコレクションの一つです。ムーブメントに対して高い評価を得ていて、コントロールテストにも多くの時間を欠け、時計好きも納得する一本です。信頼性の高いムーブメントを作り続けることにより、他メーカーのベースムーブメントにもなっており、パテック フィリップ、オーデマ ピゲ、ヴァシュロン・コンスタンタン等スイスを代表する時計メーカーが使用するほどの信頼性です。常に新しいスタイルを作り続け、脚光を浴び続ける注目のメーカーの一つです。その他の代表的なモデルとしてラウンド型のフェイスに洗練されたディティールが施された「マスター」などがあります。
イギリスの人気スポーツであるポロ競技の際、時計を反転させる事で風防ガラスを守ったのが、レベルソの始まりです。
表と裏で表情がガラリと変わりますので、ご使用になる場面によって使い分けるのも面白いですよね。
1996年12月に販売された並行輸入品です。
当店でのオーバーホール済み。
表面には「デイ&ナイト」「グランドデイト」表示、裏面には「8日間パワーリザーブインジケーター」「第二時間帯表示」「24時間計」「GMTに対する時差表示」と、ジャガー・ルクルトならではのコンプリケーションウォッチです。
ピンクゴールドの色目も品が良く、大人のGMTウォッチといえるのではないでしょうか。
当店でのオーバーホールと外装の仕上げ済み。
ストラップはカシス製のアリゲーターストラップと交換いたしました。
モデル名は“恋人と会う”“待ち合わせ”“会う約束”を意味するフランス語から名付けられました。
ベゼルにダイヤモンドが取り巻く華やかなジュエリーウォッチですが、自社製の自動巻きムーヴメントを搭載した、ジャガー・ルクルトらしい一本に仕上げられています。
2017年6月販売の並行輸入品で、メーカーオーバーホールと当店での外装仕上げ済み。
ストラップはカシス製のアリゲーターストラップに交換いたしました。
レディースモデルからコンプリケーションまでの全てを開発・生産できる技術力を持つ限られたメーカーです。
この「マスターウルトラスリム」は、スモールセコンドと長針、短針のバランスが絶妙な薄型モデル。
僅かに2針モデルよりも厚みは増していますが、こちらはシースルーバックになっておりますので、機械を楽しみたい方にお勧めです。
2017年12月に販売された日本正規品。
当店にてオーバーホールと外装の仕上げ済み。
ストラップはカシス社のアリゲーターストラップに交換しております。
ジャガールクルト初の薄型自動巻きムーブメント「キャリバー900」を搭載します。
普段使いのヴィンテージモデルとして使いやすい一本です。
当店でのメンテナンス済み。
ストラップはカシス製アリゲーターストラップと交換いたしました。
尾錠は純正ですがメッキです。
表・裏を同じタイムゾーンにすることも可能ですので、TPOに合わせて二つのダイヤルの雰囲気を楽しめます。
ブラック側の6時位置にはサン・ムーン表示が付いており、セカンドタイムの午前と午後を容易に認識することが可能です。
2013年12月に販売された並行輸入品。
当店にてオーバーホールと外装の仕上げ済みです。
ストラップはカシス製のアリゲーターストラップと交換いたしました。
こちらはそのレディースモデルです。
クォーツのモデルも存在しますが、わざわざジャガー・ルクルトを選ぶのであれば、この手巻きモデルを積極的に選びたいところではないでしょうか。
当店でのオーバーホール済み。
ストラップはカシス製アリゲーターストラップと交換いたしました。
こちらの「レベルソ・クラシック・ラージ・デュオ・スモールセコンド」は、縦47mmX横28.3mmのケースに手巻き式のCal.854A/2を搭載。
シルバーダイアル側の6時位置はスモールセコンド、ブラックダイアル側の6時位置は24時間計となっており、第2時間帯のAM/PMが瞬時に判断出来るようにになっています。
2020年4月に販売された並行輸入品。
当店でのメンテナンスと外装の仕上げを行っています。
ベルトはカシス製のアリゲーターストラップに交換しております。
しかもさらにレアなピンクゴールドケースです。
文字盤中心のインダイアルではポインター式のデイト表示、11時位置の窓では赤字で曜日の表示がされます。
現在では小さめのケースサイズではありますが、スーツスタイルにはシックに決まる大人の時計です。
当店でのオーバーホールを行っています。
ケースバックはシースルーになっており、反転するレベルソケースの特性を活かして、腕から時計を外す事なくそのムーブメントを堪能出来るのは嬉しいポイントですね。
2008年5月に販売された並行輸入品。
メーカーでのオーバーホールと外装仕上げを行っております。
ムーブメントはバンパー式ハーフローターを採用した自動巻きCal.K825搭載しています。
ムーブメントの特性上、巻き上げ効率は良くありませんが、それを分かった上であれば日常使いのヴィンテージモデルとしておすすめの一本です。
パテック フィリップやヴァシュロン・コンスタンタン、ロレックスなどにブレスレットを供給していたブレスレットメーカーである「Gay Freres」による希少な純正のブレスレット付。
当店でのオーバーホール済みです。
ケース裏のリングを引き出すことで自立させることができます。
ムーブメントは手巻のK911を搭載。
純正のチェーンとボックスが付属しており、コレクションとしてもおすすめです。
当店でのオーバーホール済み。
通常のGMTモデルでは専用の針で第2時間帯を表示しますが、ケースを反転するだけで確認出来るこのモデルの使い勝手はかなりのものです。
第2時間帯を操作するプッシャーは前期タイプ。
ピンで押すタイプですっきりとしたスタイルが特徴です。
当店でのメンテナンスと外装の仕上げ済み。
ストラップはカシス製アリゲーターストラップと交換いたしました。
クラシックサイズとしては珍しい複雑時計で、その小さなケースには部品数146個の手巻きムーブメントのキャリバー862を搭載しています。
背面のフライバック式の60分積算計は、駐車時間の計測などに便利なのではないでしょうか。
当店にてオーバーホール済み。
ストラップはバンビ社製のクロコストラップに交換済みです。
レベルソのケースを反転させると、裏側には何も無い、レベルソ本来の姿になっています。
クォーツモデルですからゼンマイを巻き忘れて止まってしまう事もなく、女性には優しいモデルですね。
当店でのメンテナンスを行っています。
様々なサイズやデザインのモデルが有りますが今回入荷のこちらは、特徴的なアラビア数字の書体がモダンな一本です。
ケースはダイヤモンドで飾られ華やかな雰囲気を演出します。
2004年7月に販売された日本正規品で、当店でのメンテナンスを行いました。
こちらの「マスターコントロール」は、あえて前作の40mmのケース径を39mmに縮小。
大きすぎず小さすぎない絶妙なバランスにより、スポーティーかつクラシカルな雰囲気を両立させました。
針には優雅なドルフィンハンドを採用し、文字盤にアクセントを与えています。
こちらは2015年1月に販売の並行輸入品。
メーカーでのメンテナンスを行っております。
通常のGMTモデルでは専用の針で第2時間帯を表示しますが、ケースを反転するだけで確認出来るこのモデルの使い勝手はかなりのものです。
第2時間帯を操作するプッシャーは前期タイプ。
ピンで押すタイプですっきりとしたスタイルが特徴です。
2002年9月に販売された日本正規品で、当店でのオーバーホール済み。
ケースを反転させると裏側には何も無い、レベルソ本来の姿になっています。
このモデルは手巻きとクォーツの2種類発売されていますが、今回入荷したのは手巻きモデル。
ムーブメントに定評のあるブランドだけに、拘り派の方にお薦めですね。
2010年2月に販売された日本正規品。
当店にてオーバーホールと外装の仕上げ済みです。
ストラップはバンビ社製のクロコストラップに交換しました。
保証書の製造番号が1文字間違えています。
時計好きの心をくすぐるモデルですね。
ケースはシースルーになっていますので、自社製の自動巻きムーブメントを眺めることができます。
こちらは2007年7月に販売された並行輸入品。
当店でのオーバーホールと外装の仕上げ済みです。
シースルーバックから覗くムーブメントには、シリコン製脱進機を採用し、70時間のロングパワーリザーブを実現した自社キャリバー「899AC」を搭載。
ジャガールクルトの特徴ともいえるドーフィンハンドとクサビ形インデックスの上を流れるブルースチール秒針の美しさも魅力の一つです。
反転するケースを巧に活かして、表と裏側で全く表情の異なるデザインにしています。
デュエットで初めて自動巻きのムーブメントを搭載し、手巻きの煩わしさから開放されました。
文字盤も表側のクラシックなシルバーダイヤルに対して、裏側にはブラックダイアルを用い、上下にダイヤモンドをセッティングすることで、ドレスウォッチとしての華やかさもお楽しみになれます。
2016年12月に販売の日本正規品。
当店でのメンテナンスと外装仕上げを行っております。
ストラップはカシス製のアリゲーターストラップと交換しています。
自動巻きであり、デイト表示とムーンフェイズを持ちながら、エレガントな薄型のケースに収めているのは、流石はジャガー・ルクルトです。
2019年1月に販売された日本正規品。
メーカーでのオーバーホールと当店での外装仕上げ済み。
限られたスペースにムーンフェイズ、パワーリザーブ、ナイト&デイ、スモールセコンドがバランス良くまとめられており、非常に秀逸なデザインと評判のモデルです。
ホワイトゴールドモデルはダイヤルがブラックになり、アラビア数字のフォントが独特なところが良いですね。
当店でのオーバーホール済み。
ストラップはカシス製アリゲーターストラップと交換しています。
文字盤6時位置にスモールセコンドを配置して、バランスの良いデザインです。
スーツスタイルにも良く似合い、使いやすい時計ですね。
2011年7月に販売された日本正規品。
当店でのオーバーホールと外装の仕上げを行っております。
反転するケースを巧に活かして、表と裏側で全く表情の異なるデザインになっています。
表側のクラシックなデザインと、裏側の文字盤にシェルを使い、上下にダイヤをセットした華やかなデザインとの対比が面白いですね。
表と裏が全く違う雰囲気を持っていますので、シーンによって使い分けることもできます。
二本揃えることを考えると、コストパフォーマンスの良い時計と言えるかもしれません。
当店でのオーバーホールと外装の仕上げ済み。
今回はアラーム機能が付いた「メモボックス」が入荷しました。
モデルの持つ頑丈さと裏腹に、奏でられるアラーム音は繊細で響きの良い音色です。
2005年6月に販売の日本正規品。
当店でのオーバーホールと外装の仕上げを行っています。
内箱に劣化が見られます。
文字盤中心のインダイアルではポインター式のデイト表示、11時位置の窓では赤字で曜日の表示がされます。
現在では小さめのケースサイズではありますが、スーツスタイルにはシックに決まる大人の時計です。
保証書に販売日が未記入の並行輸入品。
当店にてメンテナンスを行っています。
ベゼルに打痕、裏蓋にイニシャルの刻印が有ることをご了承ください。
現在の大きな時計に見慣れた目にはクラシカルに映ります。
日本人がフォーマルに使うのには、これくらいのサイズが丁度良いかもしれませんね。
当店でのメンテナンス済み。
実力派のマニュファクチュールに相応しく、その技術力を誇示するモデルです。
こちらは黒文字盤のシースルーバックモデル。
この時代のルクルトは黒文字盤だけシースルーバックになっていることが多かったですね。
当店にてオーバーホールを行っております。
ポロ競技向けに作られたこの時計は、ガラス面を守るためにケースを反転させるという最大の特徴を持っています。
こちらは8日間パワーリザーブを備えた「レベルソ グランド リザーブ」。
背面の表示により何日分のパワーリザーブかが分かるレベルソならではの機能を持っています。
当店にてメンテナンスと外装仕上げを行いました。
ジャガー・ルクルトの歴史
- 1833年
- アントワーヌ・ルクルトがサンティエに工房を開く。
- 1844年
- ミリオネメーター発明。
- 1847年
- 巻上げと時計のセッティングに鍵を必要としないシステムを開発する。
- 1866年
- ジュウ渓谷に初の本格的なマニュファクチュール、LeCoultre & Cie を創設。
- 1870年
- キャリバーの生産工程の一部に初めて機械化を導入。
- 1880年
- デュオメトル ライン製造。
- 1900年
- 350種類以上のキャリバーが製造。
- 1903年
- エドモンド・ジャガーが、スイスの複数の時計職人に対し、自らが発明した超薄型キャリバーを開発・製造してほしいと注文をする。
- 1907年
- ルクルト製キャリバー145を搭載した世界で最も薄い懐中時計を製作する。
- 1929年
- 世界最小の機械式ムーブメント、キャリバー101が発表される。
- 1932年から1985年頃まで
- 北米ではルクルトの名で腕時計が販売され、その後、世界的にジャガー・ルクルトの名に統一された。
- 1937年
- ジャガー・ルクルトブランドが正式に誕生する。
- 1950年
- ジャガー・ルクルトは、「記憶の声」を意味するメモボックスを発表する。
- 1953年
- 英国女王エリザベス2世が自身の戴冠式でジャガー・ルクルト製キャリバー101を着用した。
- 1956年
- ジャガー・ルクルト製キャリバー815を搭載したメモボックスが発表され、これは世界初のアラーム付き自動巻腕時計となる。
- 1958年
- ジャガー・ルクルトは国際地球観測年を称え、耐磁、耐衝撃、防水に優れた腕時計、ジオフィジック・クロノメーターを発表。
- 1959年
- ダイバーに浮上を知らせるための特別なアラームを搭載したメモボックス・ディープシーが発表。
- 1965年
- 水中での音の伝達を最適化するためにトリプルケースバック(特許取得済み)を備えたメモボックス・ポラリスが発表。
- 2004年
- ジャガー・ルクルトとアストンマーティンは、モータースポーツへのオマージュを表現したデザインのAMVOXラインを共同で製作した。
2トーンのダイヤルもあいまって1970年代らしいヴィンテージモデルです。
ムーブメントは手巻のCal.818/2を搭載。
尾錠はメッキですが当時の純正品です。
当店でのメンテナンス済み。
ストラップは当店オリジナルのクロコストラップに交換済です。